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花形盤

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薬小盤サイズの小さな花形盤

長い間、いつかご縁があればと願っていた品です。
こちらは李氏朝鮮時代までは遡りませんが、日本が統治していた時代に作られたもの。
とても丁寧な作りで、ツンと立った脚の先まで美しい品です。

こうした床(サン、小盤)は、-小指で持ち上げられるほど軽いものが良いとされる-というような内容を以前に何かの本で読んだことがあるのですが、驚くほど軽く作られています。

小盤は生活に欠かせない道具であったことと、移動式の家具のため軽く作るのが基本とされ、男性が片手でいくつも持って移動したり、女性が小指で持ち上げられるほど軽く作らなければならないと言われていたのだそう。
まとめた家財道具の一番上に大切に紐で括り引っ越しをする当時の様子を、本や博物館でよく目にしました。

木肌はとても滑らかで手擦れも美しく、天板は控えめな木目で赤みを帯びた色味をしています。
雲脚は天板に比べ暗めの色味です。

ごくわずかにぐらつきがありますが気になるほどのものではありません。
左右で脚の歪みなどもありますが、古いものの味わいとしてお楽しみください。

推定年代
1920年前後

size
約34cm × 34cm、高さ 約21cm
約715g

素材
ピナム(菩提樹、シナノキ)

古いものの為、傷みや磨いても取りきれない汚れ、画像には映し出せない細かな傷などもありますが風合いと考えています。

また商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう徹底しておりますが、 お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

以上の点をご了承いただき、お求めいただけましたら幸いです。

ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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小盤(ソバン)とは1人用のお膳(床)で、朝鮮時代に最も発展したとされ、作られる地域によっても形に特色があり、その特徴別に産地の地名で呼ばれました。

脚の曲線は、当初は天板の重さを分散させる為のデザインでしたが、その見た目の美しさから飽きの来ない定番の小盤として親しまれてきました。

また天板は人の肩幅よりも小さいサイズがほとんどで、最大でも60cmであることが共通した特徴とされ、そうした背景には韓屋の出入り口の幅が約60cmの為、それよりも大きなものは作られなかったと言われています。

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