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木雁

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婚礼の際に夫婦の門出を祝う縁起物として用いられた木雁

韓国では水鳥が多産であること、また万里を翔るエネルギーが健康を象徴するなどの理由から、縁起の良い生き物とする考え方があり、一生つがいで過ごすことから婚礼の際に夫婦の門出を祝う縁起物として用いられました。

現代では二羽のつがいになっているのが一般的ですが、もともとは一羽だけで儀式が執り行われていました。
現在のキロギ(鳥の置物)が夫婦愛という結びつきを意味しているのに対し、朝鮮時代までのキロギにはあの世とこの世、あらゆる世界を繋ぐ使者として結びつきを願う深い意味が込められていたとされます。
さらに時代を遡ると、実際に生きた水鳥が用いられており、婚礼が終わると自由に飛び立たせ平和を願ったそうです。
写真19.20枚目のように雁褓(オリボ)という布が巻かれたのも、生きた鳥が動かないよう布で巻かれたことの名残とされています。

これまでのものに比べると小さめの木雁ですが、木味が良く、細部まで意匠を凝らした重厚感のある表情に目が留まりました。
堅固で、漆が施された肌にも艶がのり、手擦れの美しい品です。
大きな傷みもありません。

こちらも首が取れますが、顔の向きを変えると穴が合わず少し浮きがあります。

推定年代
李氏朝鮮時代後期

size
全長 約20.5cm、幅 約7.5cm、高さ 約14.5cm
重さ約533g
(少々の誤差はご了承願います。)

素材
黒檀

(巻き布は付属いたしません)

商品は全てきれいにケアをしてから撮影、発送をしておりますが、経年による傷みや磨いても取りきれない汚れなどがある場合がございます。

古いものの味わいとしてご理解いただき、お求めいただけましたら幸いです。

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