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粉青の汁椀 ( 4types )

¥50 税込

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粉青 (ブンチョン)の汁椀

素地から釉薬まで長い研究を重ねて生まれた李松岩(イ・ソンアム)作家の作品は、静かでどこか落ち着いた趣があります。
やわらかく控えめな美しさの中に力強さが同居した作品は、作家自身を映しているよう。

粉青 (ブンチョン)の性質として、使用を重ねる度に食品の色が染みこみ貫入が育ってきます。
次第に色が変化していきますが、自然な現象として楽しみながらお使いください。

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粉青

口径 約 13.5cm
高さ 約 6cm

作家 
李松岩 (イ・ソンアム)

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< ※ご注文前に必ずご一読ください。>
貫入や気泡により表面に表れる小さな穴、素地に含まれる鉄分が焼成の際に変化して極小のほくろが表れる、少々の歪み、大きさの差異などは製法に由来するものと考えており不良品ではございません。
お送りする品は、作り手と当店で二重チェックをし良品として判断したものを発送しております。
手仕事の特性にご理解いただき、味わいとしてお楽しみいただけましたら幸いです。


- 作家紹介
李松岩 (イ・ソンアム)

国民大学校造形大学陶磁工芸学科卒業後、
国民大学校大学院陶芸学科へ進学。

大学院卒業後は京畿道 利川市にアトリエを構える。
長い研究を重ね独自の再解釈により生まれた粉青作品や黒釉作品は、国内外のギャラリーにも多数出展。
その作品はVictoria and Albert Museumにも所蔵されている。
また作陶を続ける傍ら、大学の非常勤講師として後輩達の指導にもあたっている。

- 粉青(ブンチョン) 은 ...
粉青沙器は粉粧灰青沙器の略称で、灰色または灰黒色の胎土の上に白土で化粧を施し釉薬を塗って焼いた磁器を指す。

粉青沙器は高麗時代末期の14世紀半ばに華やかな器よりも日常生活で手軽に使える質素で実用的な器を望み生まれた生活陶磁器で、15世紀に最も発展したとされています。
白土は当時大変貴重なものでしたので、もともとは化粧用として表面にのみ用いられましたが、朝鮮時代には技術の進歩とともに質の良い白土が採れるようになり、白土が素地として使われるようなります。

のちに白磁は王室の権威を象徴すると考えられ、質の良い白土と窯の温度を上げるのに必要な薪が豊富に採れる場所に官窯と呼ばれる官庁が管理する専用の窯が置かれ、そこで生まれる上質な白磁が王室でのみ使用されましたが、裕福な両班たちはそれを欲しがり、民衆もまた白磁への憧れを強めていきます。

王室で使用されていた銀器は白磁器へと代わり、また技術の進歩とともに官窯を意識した民窯でも白磁が作られるようになり、粉青沙器は次第にその場を譲り16世紀には衰退していきました。

(韓国古美術/古美術陶磁器話
私たちの歴史、朝鮮の粉青沙器と白磁より参考)

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