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糸巻き ( ザクロと桃 )

¥50 税込

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糸巻きは当初、糸が絡むのを防ぐために使われ始めましたが、時が経つにつれ芸術的な創造性が加わり多様な形に進化していきました。

シルクで作られたもの、コウモリやざくろなど縁起が良いとされている象徴の彫りがなされたもの、螺鈿が施されたもの、漆で彩色絵を施したもの、
木で作られたものだけでなく、象牙や牛の角を薄く削いて作られたものなど多様な技法で作られたといいます。

閨房(ギュバン)という部屋で毎日針仕事をして過ごすのが日課だった朝鮮時代の女性達は、毎日の針仕事が少しでも楽しくなるよう、針山や指ぬき、糸巻きなどの道具を華やかに可愛らしくこしらえていたのでしょうか。

桃は不老長寿、ザクロの実は赤くて丸く、中に多数の種子が詰まっていることから多産、子孫繁栄を象徴する縁起の良いものとされ、民画などにも良く描かれています。


推定年代
李氏朝鮮時代後期

素材


大きさ
約9.5cm × 6.5cm

写真はできる限り実物の色に近づけるよう徹底しておりますが、 お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。

また歳月を経て、傷みや汚れなども見受けられますが、古いものの味わいとしてご理解いただきお求めいただけましたら幸いです。

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