蝋石の火爐
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火爐(ファロ)と呼ばれる火鉢
ヒビはなく、水を入れても漏れはありませんでしたが、経年による磨いても取れない煤の汚れがあります。
つるりとした肌でしっかりとした重さ、厚みがあります。
風炉のようにお使いいただいたり、大きさはありますが香炉のようにお使いいただいても良さそうだなぁと思いました。
推定年代
李氏朝鮮時代後期
size
口径 約15.5cm 、最大幅(耳含む) 約26cm
高さ 約13cm
約3.2kg
商品は全てきれいにケアをしてから撮影、発送をしておりますが、経年による傷みや変色、磨いても取れない汚れなどございます。
また画像には映し出せない細かな傷などもありますが古いものの味わいとしてご理解いただき、お求めいただけましたら幸いです。
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火爐(ファロ) 는 ...
火爐(ファロ)と呼ばれる火鉢にはオジと呼ばれるオンギのような焼き物で出来たもの、鋳鉄、白銅、このような蝋石と呼ばれる石で作られたものなどあり、その形や用途も様々です。
この中に火を燃やし、上に五徳のようなもの渡して湯を沸かしたり、簡単な料理を作ったり、明かりをとる為の灯火器としても使われました。
また寒い日には暖をとる為に皆この周りで寝たのだそうです。
小さなものですが、日本の囲炉裏とも似ていますね。
また火種の保存用としても使われ、火種が家の財運を左右すると信じられていた為、家によっては火種の入った火鉢を姑が嫁に代々譲り、宗家から分家する時にはその家の長男が引っ越し先の新しい家に火種火鉢を持って入るのが慣例だったという話もあります。
上流階級である両班の間で多く使われたとされる白銅製の火鉢は犬の足のような脚が特徴的で、取っ手に蝙蝠の装飾や、鶴や亀などの縁起の良い彫刻や富貴男多などの彫りがなされた存在感のあるものがあります。
見た目こそ地味な石の火鉢ですが、こうしたものにこそ独自の美を見出し愛用していた両班達もいたといいます。
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